賃貸契約時に費用が発生する項目をまずは把握しておきましょう。契約時に必要となる費用は物件によって違いますが、おおまかな項目は

• 敷金
• 礼金
• 仲介手数料
• 日割り家賃・共益費
• 前家賃・共益費
• 火災・家財保険
• 鍵の交換費

などがあります。一般的に不動産会社にまとめて支払いますが、その後は不動産会社から家主や保険会社、鍵専門業者などへ支払われることになりますので、純粋に不動産会社が受け取る費用は「仲介手数料」のみです。

領収書が必要な場合

上記でも書いたように不動産会社に初期費用を一括で支払っても、領収書がもらえるのは不動産会社のみで、その他の支払った費用に関しては不動産会社から領収書代わりに「預かり証」というものを受け取ることになります。

ですので、自営業や個人事業主など領収証が後々必要となる人は、必ず正式な領収書をもらえるように不動産会社にお願いしておきましょう。

契約時の初期費用は家賃の6ヶ月分

賃貸物件の初期費用は一般的に家賃の6ヶ月分が必要だと言われています。この内訳は、

• 敷金2ヶ月分
• 礼金2ヶ月分
• 仲介手数料1ヶ月分
• 前家賃1ヶ月分

となっているようです。

しかし、実際には上記でも書いているように火災保険や鍵の交換費用なども必要になりますので、6ヶ月でも収まらない場合もありますので注意しておきましょう。