賃貸物件の場合には、一般的に入居者が変わる度にセキュリティの面などを考慮して鍵の交換を行います。その際に掛かる費用が「鍵の交換費用」として初期費用のなかに盛り込まれている場合が多いのです。

まれに、家主側が鍵の交換費用を負担するという賃貸物件もありますが、一般的には借主側が負担することが多いようです。

鍵の交換は誰がしているの？

鍵の交換には2種類あります。1つ目が鍵の専門業者に頼んでシリンダー全体を交換する方法です。この方法が一般的に多く用いられています。

しかし、もう1つの方法として、不動産会社の営業マンが交換する方法もあります。鍵の交換は1度行えば素人でも結構簡単に出来るものです。そのため、費用を抑えるために不動産会社の営業マンが行うこともあるのです。

ただし、不動産会社の営業マンが鍵の交換をする場合は、新品では無く、過去に交換した鍵を使い廻しているケースが多いようです。

鍵の交換費用っていくらするの？

鍵の交換費用ですが、鍵の専門業者で新品と交換する場合には、特殊な鍵を除き10000円〜15000円くらいが相場です。

しかし、上記で紹介したように不動産会社の営業マンが古い鍵と交換した場合にも同じくらいの費用を請求している悪徳な不動産業者もありますので、鍵交換をした業者の請求書または、領収書をもらうようにしましょう。

鍵の交換をしない物件もある

私が働いていた不動産会社では、ほとんどの物件で鍵の交換を入居者に任せていました。例えば、入居者に鍵の交換を希望するかを尋ね、希望すると言うことであれば別途交換費用を徴収するという感じです。

つまり、入居者が「お金が無いので鍵の交換はしなくていいです。」と言えばそのままの状態で入居してもらうという訳です。