賃貸分譲マンションとは、本来は分譲されている物件を何らかの理由によって賃貸として貸し出されている賃貸マンションのことをいいます。
賃貸分譲マンションとして貸し出される理由には、大きく分けて2つの理由が考えられます。
- 転勤などの理由で居住することが困難になったため。
- 投資目的で分譲マンションを購入して賃貸として貸し出している。
このように投資物件としても非常に利回りが高いのは、それだけ賃貸分譲マンションが高い人気を誇っているためです。
賃貸分譲マンションのメリット
- 一般の賃貸物件と比較して設備が充実している
- 構造がしっかりしており、防音や防災の面で優れている
- マンションの管理組合などがあり、修繕補修などの心配がない
- 住人同士のコミュニティがあり、住人同士の付き合いが盛んである
- セキュリティがしっかりしている
- 駅近、買物などの利便性が良い物件が多い
賃貸分譲マンションのデメリット
- 通常の賃貸マンションと比較すると賃料が20%ほど高い
- マンション内でのコミュニティに参加させられる
- 2台目以降の駐車場の確保が困難
- 定期借家契約の場合が多く、一定期間で退去することになる
- 物件数が少ないので好きな地域に住めない
賃貸分譲マンションは全国的にみても非常に高い人気を誇っていますので、賃貸分譲マンションに住みたいと思っても、物件をみつけるだけでも苦労する地域も少なくありません。
賃貸分譲マンションを1度内見してしまうと、どうしても一般の賃貸マンションが物足りなく感じてしまいますので、賃料や地域など賃貸分譲マンションを借りるのが難しい場合は、内見などに行かないことをオススメします。