都内や大都市圏に限ったことなのですが、駅近や繁華街周辺など、立地条件が良くなるほどに車を所有していることがネックになっていきます。
例えば都内だと、駐車場だけで月間30000円〜50000円という賃料がかかることがごく普通にあり得ます。
これは車を持っているファミリー世帯などには非常に深刻な問題で、駅近の利便性を重視して2LDKにするのか、広さを重視して3LDKを郊外で借りるのか・・・などといった選択を迫られるケースが多くなります。
将来的な駐車場の確保も考えておく
私が住んでいる地域は都内ではないのですが、それでも駅近物件となると駐車場だけで20000円ほど掛かってしまいます。さらに将来的に子供が車の免許を取った場合などに、追加で駐車場の確保ができないというデメリットもあります。
近隣の月極め駐車場などについては、駅近物件になるほど企業などが一括で借りている場合が多くなり、なかなか空くこともありません。このような点もよく考えておく必要があると思います。
ただし、駅近の場合はコインパーキングが多くありますので、友人などが訪問する際に車で気軽に来られるというメリットもあります。逆に住宅地などの賃貸物件では、友人が訪問する際に車の駐車場所に困るケースがあります。
このように、マイカーを所有しているか所有していないかで賃貸物件選びも大きく変わってきます。特に都心部に行けば行くほど駐車場の負担は大きくなりますので、不動産会社の物件情報を見る際には駐車場料金にまで気を配っておく必要があります。
ちょっと細かい話になってしまいますが、不動産会社によっては駐車場だけは別途契約としている場合があります。これは単純に、不動産会社が駐車場代金の仲介手数料が欲しいだけですので、このような不動産会社はあまりオススメではありません。