不動産会社のホームページなどで物件検索をしていると、写真では凄く綺麗な内装だったのに、実際に内見に行くと「あれ?こんな古い感じの物件だったかな?」と思う経験をした人は少なくないはずです。
それもそのはずです、不動産会社の営業マンは物件をどれだけ魅力的に見せるか重要なので、写真撮影技術を習得しているからです。
実際に私が働いていた不動産会社では、新入社員が入ってくると、まずは写真技術の向上のために、写真撮影の勉強をすることになっていました。場合によっては、1泊2日などで写真講習などへ行かされるケースもあるのです。
不動産会社にとって物件写真は最強の集客ツールである
不動産会社にとって物件写真というのは非常に大事な集客ツールです。大半のお客さんは物件写真などをみてから不動産会社に問い合わせをします。
不動産会社の営業マンはとにかくプロのカメラマン並みに撮影技術があります。
- どのように撮影したら狭い部屋を広く見せることができるのか
- 古い物件と感じさせない為にはどのような角度で撮影すればよいのか
ということを熟知していますので、物件写真を効果的に撮影するだけならば、決してプロのカメラマンにも負けないでしょう。
転勤先の物件選びは慎重に
最近ではインターネットの普及もあり、多くの方が賃貸物件を探す手段としてインターネットを利用しています。なかにはインターネットだけで物件を契約するというお客さんも珍しくはないのです。
とくに気をつけてほしいのが、転勤先の物件を選ぶ際です。県外などへ転勤をする際には簡単に物件の内見などにも行けませんので、インターネットの物件写真などで判断される方が多いのですが、多くの方が
- 思ったよりも狭かった
- 日当たりが悪かった
など後悔されます。そのような事が無い為にも、できる限り内見を行ってから物件を決めることをオススメします。
転勤などで内見が出来ないと言われる方もいらっしゃるでしょうが、私的には転勤後、1週間くらいホテル住まいを余儀なくなれても、ご自身の目で内見を行い物件を契約する方が絶対に良いと思います。