ルームシェアとシェアハウスでは、物件選びのコツも全然違ってきます。
そこで、今回はルームシェアとシェアハウスそれぞれの物件選びのコツを簡単に説明していきたいと思います。
ルームシェアによる物件選びのコツ
友人や知人と暮らすルームシェアでは物件選びはそう難しくありません。
一緒に生活をするうえで、何に重点をおきたいのかを話し合っておけば大丈夫です。
例えば、共有の時間を重視したいのであればリビングやキッチンなどが広めのお部屋を選べば良いでしょうし、プライベートな時間を大切に考えているのであれば、それぞれの個室の広さだったり、部屋と部屋との距離などを重要視する選び方をするのがベストだと思います。
ルームシェアの場合、基本的に一般的な賃貸アパートや賃貸マンションを借りることになりますので、シェアハウスと比べると物件数は無限大です。同居する人同士が事前にしっかりと話し合い、バスルームにトイレがあるユニット式は嫌だとか、部屋が壁一枚を隔てて隣同士のタイプは嫌だという感じで、どうしても譲れない部分などを決めてから物件探しをするようにしましょう。
それと以外に盲点となるのが、収納スペースの問題です。部屋を見学するする際には気付かないのですが、できればどの部屋にも同じくらいの収納スペースがある物件を選ぶようにしましょう。
このように暮らし始めてみないと気付かない点も多々あります。バスルームに近い部屋だとお風呂の音が気になるだとか、2人分の靴だと備え付けの下駄箱だけでは全然足りないということもあります。あくまでも共同生活する人同士が平等になれるような物件を探すようにしましょう。
シェアハウスによる物件選びのコツ
シェアハウスといっても、大きく分類すると3つのタイプがあります。
シェアハウス用に建築された物件
シェアハウス用にリフォームされた物件
通常の一戸建て住宅
この3つのタイプから物件を探すことになるのですが、一番お勧めなのはやはり「シェアハウス用に建築された物件」で間違いありません。
元々シェアハウスとして賃貸することを目的で建てられていますので、部屋の広さ、収納スペースなど、ほぼ全てが平等に建てられています。
次にお勧めしたいのが、元々普通の一戸建て住宅をシェアハウス物件として使用している物件です。当然ながら各部屋の大きさも特徴もバラバラです。ただし、部屋の広さや位置、収納スペースなどの問題を考慮して家賃額が決められているケースが多いので、掘り出し物件が見つかる可能性は一番高いかも知れません。
あくまでも私個人の意見ですが、一番お勧めできないのがシェアハウス用にリフォームやリノベーションされている物件です。なぜお勧めでないかというと、リフォームやリノベーションに相当な費用が掛かっていますので、当然その改築費用を取り返そうと、家賃相場も高めに設定する家主さんが多いからです。
また見ず知らずの他人と生活をするシェアハウスでは、そのほかにも気をつけておきたい事項が多々あります。その一例を以下に挙げておきますので参考にしてください。
現在の入居者について
今現在、その物件にどのような入居者がいるのか絶対にチェックしておきましょう。
自分と同年代の人なのか?どんなお仕事をしている人なのか?など、管理する不動産会社に聞けば教えてくれます。
また、ここ半年ほどの間にどんなトラブルがあったのかを聞いておくのも重要です。
住人同士のトラブルが多発している物件だと、トラブルメーカーとなる入居者がいる可能性が高いので避けるようにしましょう。
物件ごとのルールについて
管理している会社が同じでも、物件により規律やルールが違う場合も多々あります。
どのようなルールがあり、そのルールは管理会社が決めた物なのか?それとも入居者同士で話し合って決めた物なのかなどを事前にチェックしておきましょう。