シェアハウスって貧乏人が住むんでしょ?
私が不動産会社で営業マンをしていたときに、「シェアハウスって貧乏人やケチな人が住む家でしょ?」と言われることが多々ありました。
数年前までは多くの日本人がこう思っていたのも事実だと思いますし、シェアハウスやルームシェアしている人を蔑んだ目で見ていた人も多いでしょう。
しかし、現在のシェアハウスに対してこのような考え方をお持ちであれば、笑われるのはきっとあなたの方だと思います。
シェアハウスに住めば、入居時の初期費用だけでなく、月々の家賃を抑えることもできます。このような理由から少し前までは、安い家賃で住むことができる家というのがシェアハウスに対する認識でした。
もちろん、今でも少額の費用で入居することが可能ですし、月々の家賃や光熱費も安くで済ませることが可能です。
そのため節約目的の人がシェアハウスを利用しているのも事実ですが、最近では少し事情が変わってきているのも事実です。
シェアハウスには多種多様な人が住んでいます。20代の人もいれば50代の人もいらっしゃいます。職業も多種多様でフリーターの方もいれば公務員の方もいますし、物書きの人もいらっしゃいます。さらにいえば、年齢や職業を超越して外国人の方も多く利用されています。このように多様な人が集まって共同で生活するのがシェアハウスです。
現在シェアハウスを利用する人のなかには、このように幅広い年齢や職業の人と交流を持つことを目的としている人が多くいらっしゃいます。そのなかで自分の知識や見解を広げようとしているのでしょう。また、海外に語学留学するよりも国内で外国の方とシェアハウスする方が実用的だと考えている人もいるようです。
このようにしっかりと目的をもった人がシェアハウスには多く集まってきます。
シェアハウスは貧乏人の人が住むところ、ケチな人が集まるところという認識はなくしたほうが良いでしょう。