管理者がいるシェアハウスのメリット
通常の賃貸とシェアハウスの大きな違いは、管理者がいるということです。賃貸アパートやマンションにも管理をしてくれる業者は存在していますが、シェアハウスには管理業者ではなく、管理者と呼ばれる人がいます。
簡単にいってしまえば、分譲マンションの管理人だったり、寮の寮母さんのような存在です。
この管理者が一緒に住んでいるというのは稀で、ほとんどのケースでは決まった時間だけ在駐している形になります。
管理者の主な仕事は、物件全体の保守管理に始まり、物件の清掃などです。
物件によっては、管理者が料理をしてくれる場合もあります。
さらに入居者同士のトラブルやクレームなどにも対応してくれます。この管理者は物件を管理運営している企業が雇っているパートタイマー的な存在であり、管理会社の社員と言うわけではありません。
すべてのシェアハウス物件に管理者が居るわけではありませんが、これからシェアハウスへの入居を検討しているのであれば、私的には管理者が在駐している物件を選ぶことをオススメします。
最初のうちは慣れない生活に戸惑うこともあるでしょうし、他の入居者へのクレームなども言えないというケースが多いからです。
後片付けが雑、掃除をしない、夜中にお風呂に入る、携帯電話で大声で話す、規則のルールを守らない、大音量で音楽を聴く、冷蔵庫の中のものがなくなるなど、トラブルは考え出せばキリがありません。このようなトラブルを円満に解決してくれる役目が管理者にはあります。もちろん、管理者はそれなりの教育を受けていますので、他の入居者にも角が立たない方法で注意喚起してくれます。後々、不仲になるようなこともありません。
物件によって管理者が在駐している時間や曜日なども違います。入居前にしっかりと調査をして、不明な点があれば、管理運営している業者へ質問をしておきましょう。
管理者が在駐している物件のほうが、管理者不在の物件よりも少し割高な家賃設定になっていますのが、十分にメリットがあると思います。